2024年度 大学院主催 講演会・シンポジウム
2024.10.05
「読むという営み — 文字から空気まで」
- 主催
- 別府大学大学院
- 会場
- 別府大学メディアホール
テーマ紹介
「読む」という行為はなにも文字を読むことだけを意味するのではありません。文字以外に、心を読む、行間を読む、手の内を読む、顔色を読む、腹を読む、先を読む、遺伝子情報を読む、計器を読む、心電図を読む、グラフを読む、画像を読む、票を読む、流れを読む、流行を読む、歌を読む、人数を読む、空気を読む、などさまざまな「読む」があります。
このように、人間は様々な「読む」を通して、日々生活をしています。「読む」ことなしには生活が、大きく言えば、生きることが成り立ちません。
そこで今回の講演会とシンボジウムでは、人間の普遍的な行為としての「読む」という営みについて、基調講演と大学院4専攻の教員の報告をもとに、専門を超えた共通点、専門独自の点などを検討します。
内容
- 開会のアナウンス 飯坂 晃治(史学・文化財学専攻 教授)
- 開会の辞 田中 裕介(別府大学大学院文学研究科長・教授)
- 学長あいさつ 友永 植(代読:田中 裕介)
- 講演「物語を読む「私」ー『源氏物語』の読み方」浅野 則子(日本語・日本文学専攻 教授)
- 講演終了及び休憩アナウンス 飯坂 晃治(史学・文化財学専攻 教授)
- シンポジウム:報告1「解釈せずにはいられないーアメリカの詩や小説ー」山野 敬士(日本語・日本文学専攻 教授)
- シンポジウム:報告2「アーカイブズの文字ー書字と識字についてー」針谷 武志(史学・文化財学専攻 教授)
- シンポジウム:報告3「罪を犯す心を読む」齋藤 哲也(臨床心理学専攻 教授)
- シンポジウム:報告4「生命の設計図を読む」大坪 素秋(食物栄養学専攻 教授)
- シンポジウム:ディスカッション
- 閉会の辞 梅木 美樹(別府大学大学院食物栄養科学研究科長・教授)
- 閉会のアナウンス 飯坂 晃治(史学・文化財学専攻 教授)
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